結論。タイミングがあえば、力みはとれます。
身体の使い方を考えるときって「骨格」や「筋肉」ばかり注目されがちですが、これって3次元で思考が止まってるんですよね。脱力を考えるには、時間軸を含めた「4次元」で考えないといけない。
筋肉を狙いどおりに正しく使えたとしても、タイミングが合ってないと力は抜けないんです。反対に、タイミングさえ合っていれば、筋肉も骨格も「適切な動き」に導かれていきます。
これ、ボディワークする人にとって結構な盲点じゃないかな・・・。今回は「降りてきた」感ありますね。
画像よりも映像をお手本に
お手本としては、画像よりも映像ですね。解像度は低くてもいい。動作がいつ始まって、いつ終わるのか。途中経過は、どれくらいのスピード感なのか。
解像度は、むしろ高すぎない方がいいかもしれない。細部を見るのではなくて、全体の流れの「スピード」や「ペース配分」をみる。
一つの動作の中でも、エネルギーが多く使われる瞬間と、軽く流しているだけの瞬間を見分ける。そのエネルギーが、ドラムに対してどのように作用しているかを見極める。
そんな視点でお手本をみるためには、筋肉や骨格よりも「時間の流れ」が大切になるはずです。
悩んでいる人は、お手本の「雰囲気」を真似るべし
伸び悩んでいる人は、まずお手本を見つけましょう。良いお手本が見つかったら、姿勢、風格、表情など、数値化できない「雰囲気」を真似てみるのがオススメです。
ポイントは、分析をしないこと。雰囲気を真似るんです。自分のレベルの中で、最大限に「その人」になり切ってみる。すると必ず、見えてくるものがあります。
「こんな大きな音でもいいんだ」「こんなに繊細に鳴らしているんだ」「こんなに堂々としてるんだ」などなど。
なり切りモードになると、自分が無意識に制限していたものを外しやすくなるんですよ。ぜひぜひ、お試しあれ。
今日も楽しんでいきましょう〜(^^)