耳鳴りに悩むドラマーは多いです。ぼくも疲れがたまると耳鳴りが出るので、身体からのサインだと思って気をつけています。
今回は耳鳴りに関してぼくが気をつけていることや、活用しているアイテムをご紹介します。よかったら参考にしてみてください。
6つの耳鳴り対策
ぼくが耳鳴り対策として実践しているのは下記です。
- 耳栓
- 過労をさける
- 居心地のよいスタジオを選ぶ
- 感謝の心をもつ
- アロマを使う
- サプリメントで栄養を摂る
上記です。詳しく解説します。
1.耳栓
疲れているときは、大きな音をしんどく感じる。そんな経験、みなさんも心当たりありませんか?ドラムの大きな音って、状況によっては立派な「ストレス」なんですよね…。
とりあえず、ロック系のドラムを叩くときは「耳栓」しましょう。それだけで、日々のストレスを減らすことができます。
2.過労をさける
耳鳴りは過労のサイン。ぼくは耳鳴りが出てきたら、とにかく休むようにしています。
過去には1日8〜10時間のレッスンを週5日ペースでしていた時期もありました。しかし徐々に精神力の限界を感じるようになり、長期休暇を決断。半年ほどレッスンを休止させていただきました。
当時の生徒の皆さんには申し訳なかったですが、今また戻ってきてくださる方も多数おられて感謝が尽きません。
でも振り返ると、やはりあのとき決断して良かったと思います。もしあのまま無理して続けていたら、どこかで倒れていたと思いますので・・・。
3.居心地のよいスタジオを選ぶ
ぼくはドラム講師という仕事柄スタジオにこもる時間がとても長いので、スタジオの居住性をかなり大切にしています。
- 換気は良いか?(エアコンのフィルターが終わってるとキビシイ)
- 清潔か?(基本です)
- 吸音は適切か?(吸音が甘いと耳が疲れます)
- スピーカーのサイズは十分か?(小さいスピーカーは音が割れる)
- 地上だとベター(日光は超大切!)
- ケミカルな消臭剤の有無(匂いは脳に直結)
といった基準でスタジオを選んでいます。
4.感謝の心をもつ
「精神論かい!」と突っ込まれそうですが・・・いやいや大事ですよ、精神論。
ぼくの場合、過労や睡眠不足の根底には「まだまだ足りない」という思考があります。
耳鳴りや突発性難聴って、根本原因はストレスですよね。ぼくも疲労がたまると耳鳴りしますが
・頑張りすぎ
・真面目すぎ
・負けず嫌い
・現状への不満このへんの心理はストレスのもとなので気をつけています。
成長するために必要とはいえ、回復が追いつかないのはヤバい。休息も大切なスキル。— 山北弘一@ドラム講師 (@yamakitakoichi) March 6, 2020
「もっと稼がないと不安」
「周囲の期待に応えないと不安」
「仕事を断ると嫌われないか不安」
「夜遅くまで勉強や発信をしないと不安」
などなど、ぼくらは「不安のエネルギー」に支配されがちです。これがあると「早寝」とかできませんし、家庭内でも落ち着かなくて夫婦関係も悪くなる。そのくせアルコールを飲み始めると現実逃避してベロベロになってしまうという…(矛盾してますよね)。
今ここにあるものをしっかり味わい、感謝の心を忘れないようにしたいものです。
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5.アロマを使う
香りの力はあなどれません。リラックスできますし、大脳辺縁系にダイレクトに成分がとどくので自律神経やホルモンのバランスが瞬時に変わります。
ぼくは4年ほど前からアロマ(エッセンシャルオイル)を使っています。暮らしの中でこまめにアロマを使うことで「疲れを自覚できる状態」になり、休息が上手くなったと感じています。瞑想やマインドフルネスとも相性がいいですね。
アロマは品質が大切。ぼくは「雑貨」扱いのアロマだと頭痛がするので、「食品添加物」や「化粧用油」として販売されているドテラ社のアロマを愛用しています。
アロマのことがわかる動画はこちら↓
6.サプリメントで栄養摂取
現代人はカロリー過多でビタミン・ミネラル不足です。栄養を食事で摂れればそれに越したことはないのですが、加工食品が多い食生活では絶望的に難しいので、ぼくは3年ほど前からサプリメントに頼っています。
マルチビタミン、マルチミネラル、ファイトケミカル、あとはオメガ3の必須脂肪酸を総合的に。合成品は使いたくないので、100%天然由来のものを選んでいます。気付けば心身ともに疲れにくくなり、耳鳴りも激減しました(あくまでも個人の体験ですが)。
ぼくは月に1万円以上サプリメントに使っています。飲み会2〜3回分。価値観は人それぞれだと思いますが、食費の一部と思えば全然OKという感覚ですね。
参考にデータを貼っておきますが、このグラフの「推奨量」は「欠乏症にならないための量」なので、ほんとはこれでも全然足りません。日本人、マジで栄養足りてないです…。サプリで楽になれる人は多いはず。
まとめ
以上、ぼくが耳鳴り対策として実践していることをご紹介させていただきました。
- 耳栓
- 過労をさける
- 居心地のよいスタジオを選ぶ
- 感謝の心をもつ
- アロマを使う
- サプリメントで栄養を摂る
「ストレスは万病のもと」そして「からだは食べたものでできている」。耳鳴りは身体からのシグナル、気をつけましょうね。