マスターコースの発表会を開催しました!

4ヶ月間の集中プログラム「マスターコース」の第1期が無事に終了しました。

マスターコースとは、課題曲の動画撮影を毎週こなしながら、4ヶ月の短期集中で基礎から応用までを学べるコースです。

参加者のそれぞれが課題曲と基礎練習のエチュードを動画で撮影。それを毎週みんなが見ている場所に投稿しつつ、切磋琢磨しながら頑張りました。

最後に発表会があり、目標を明確に持つことで集中できる環境をつくれたと思います。対面のワークショップも東京と大阪で行い、オンラインとリアルを融合することで、まるで「精神と時の部屋」のように時間を圧縮して成長できる場所になりました。

参加してくれたみんなは動画撮影のスキルはもちろん、ハードスケジュールをこなす時間管理の術も身につけられたと思います。何より、発表会まで走り切れたことは大きな自信になるはず。これからどんどん活躍の場を広げていかれることと思います。

もちろん僕も大変でしたが笑
本当にやって良かったと思います!

 

毎週の課題提出はこんな感じで・・・

 

週一回以上のZOOM

 

東京と大阪でワークショップもやりました。スタジオでのスピーカーの音作り、脱力したときの筋肉や皮膚の感覚など、対面ならではの情報をお伝えしました。

 

いよいよ発表会!4ヶ月間の集大成です。みんな持ち時間をフルに使って、渾身の1曲を魅せてくれました!お互いの課題演奏を見てきた仲間同士、ドラム談義にも花が咲いて交流も生まれて、とても盛り上がりました!

生徒の成長

ドラム歴4年 初心者レベルから挑戦されたAさん

YouTubeをみて独学でドラムをスタートされ、4年間教室に通ったけれども良い手応えがなかったというAさん。スティックの持ち方や姿勢から見直し、スムーズな音の出し方を短期間で習得されました。ハイレベルな課題にも果敢にチャレンジされ、発表会では素晴らしい演奏を聴かせてくださいました!

ドラム歴20年 ロックドラマーのKさん

Kさんはセミプロとしての活動経験もおありですが、力まかせに叩くクセを直したいと参加されました。基礎を見直すことで肩の力が抜け、ダイナミクスや音色のバリエーションを増やしていかれました。課題曲でも表現を追求され、リラックスしたスタイルを仕上げていかれました!

ドラム歴30年 バンド経験豊富なMさん

Mさんはドラム歴は長いですが、基礎練習をしてこなかったことから不自由を感じてご参加くだいました。課題提出を重ねるごとにグリップが柔軟になり、スティックの響きを引き出したり、ドラムを力強く鳴らせるようになっていかれました。4ヶ月間とても集中して課題をこなしていかれ、大きく変化されました!

マスターコースの課題提出は「基礎のエチュード」と「課題曲」の二本立てでした。

基礎のエチュードでは、スティックコントロールの課題を通して、短時間で成果を出す「練習のコツ」をつかんでもらうことを目標にしました。一生かけてやるべき基礎練習の全体像がわかり、タイム感を養い続けていく方法を一人一人にお伝えできたと思います。

課題曲ではリズムパターンや音色のバリエーションを増やしつつ、短期間でたくさんのジャンルの音楽に触れていきました。基礎のエチュードで練習した手の動きをそのまま使える楽曲を毎週選び、はじめてのジャンルでも無理なく取り組めるように工夫をしたつもりです。

それでも課題は大変なスピードで進むので、大変だっと思いますが、、

最後まで走り切ったあとの達成感、発表会での演奏の盛り上がりは本当に素晴らしかったです!

もちろん、テクニック以前に大切な、リラックスして力を出す感覚、身体をよい状態に保つコツ、練習効率を上げる集中力のつくり方など、総合的に指導させていただいたこともしっかり受け取ってもらえた手応えがありました。

4ヶ月という短期間で成長されただけでなく、「これからも一生使える練習の方法論」を手に入れてもらうことができた、というのが最大の収穫ですね。

 

マスターコースを終えてのアンケート↓

M.Kさん

■4ヶ月間を通してどうでしたか?

かなり高い質でドラムに集中出来ました。課題に追われる事もありましたが毎日が楽しく充実する日々を送る事が出来ました。

■マスターコースで学んで良かった事は何ですか?

コースの内容、解説の動画、課題、課題に対しての山北先生のコメント、zoom配信、ワークショップ、同期の皆さんと情報の共有等、全部が素晴らしかったです。今までは自分のドラムの練習や活動方針において出来るレベルの範囲内で楽しめればいいやと思っていたのですが、自分にもまだまだ伸びしろがあったんだと実感出来た事が良かった事です。これからも更に演奏の幅を広げられる自信が持てたので叩けたらいいなぁーと諦めていた曲にもチャレンジしていけたらと思います。
また、zoomでのオンライン配信やワークショップでの質問を積極的に出来た事も良かったです。いつか誰かに止められるんじゃないかっていうくらい質問した方だと思うのですが(笑)、山北先生や同期の皆さんの優しさに甘えて結構好き勝手させて頂きましたw。

■マスターコースで成長したと思われる点は何ですか?

独学で参考にしたYouTubeの動画等では不明瞭だった腕や足の使い方、体重の移動や重心(姿勢)の捉え方、ダイナミクスの付け方、曲の聴き方、効率の良い練習、時間の使い方等、総合的に成長出来たと思います。
それから学んで良かった事にも書きましたが、今後も成長出来る自信が付いたので、今回の発表会のように納得のいく演奏が出来なかったとしても、反省点をどのように練習すれば良いかがみえるようになってきたのと、練習すれば成長出来るというビジョンが浮かぶようになり、気持ちの部分でも成長出来たと思います。今まではライヴで上手く行かなかった事を闇雲に練習して次のライヴでもまた失敗して練習しても全然上手くならないやって言う結論に至る事が多かったのですが、前向きに建設的に考えられるようになり気持ちにゆとりが持てるようになりました。

■マスターコースで学んだ事を今後どう活かしたいですか?

まずはバンドを組んで活動がしたいですね。実はコース中にバンドに加入したのですが、メンバー間のトラブルで1回スタ練に入ったきり解散になってしまいました^^;運が悪かったけどリスタートしてライヴしたいですね!それからゆくゆくはジャズセッションにもチャレンジ出来たらいいなぁなんて思います。その前に色々なジャンルの曲のコピーにもチャレンジして引き出しを増やしたいですね。あわよくば定年退職後にドラム講師として第2の人生ですかね。健康にも気をつけて末永くドラムを楽しみたいです。

最後になりますが、発表会はとても幸せな時間でした。お話出来た方ともまだまだお話したかったし、お話出来なかった方とも音楽の話したかったです。また時間を共有出来る機会があればいいなぁーと思います。
山北先生、同期の皆さん、ありがとうございました。

 

S.Kさん

■4ヶ月間を通してどうでしたか?

とにかくマスターコース中心の生活にシフトしました。
「やるからには何がなんでも〆切を遵守するぞ!」とコミットして、練習→撮影や文章の構成などにとても時間がかかりましたが、その分 学ぶことの多い4ヶ月でした。
スタジオに一人でいるのは時に孤独を感じましたが、「将来のために今やるべきことに集中しよう」と未来の成長した自分の姿をイメージしたりして、乗り越えました(^^;)

■マスターコースで学んで良かった事は何ですか?

何より他でもない、山北先生のアドバイスをいただけたことです。
Lesson1の音声アドバイスをいただいた時点で「このコースに参加して本当に良かった…!」と心から思えました(^^ )
それ以降「先生はこの提出動画のどこに着目してアドバイスしてくださるんだろう?」とワクワク しかしドキドキ[緊張]する日々でした(^^;)

さらには、参加された皆様と交流することができたことです。
……実は当初は皆様と接することを避けていた節があり、中間WSも発表会も何かと理由をつけて欠席しようと考えていたくらいだったのです……
そんな私の考えを変え、仲間意識が芽生えたキッカケとなったのが、中間WSで皆様にお会いして演奏の悩みを共有できたことです。
そして発表会、皆様の魅力あふれる演奏を鑑賞して、とても幸せな気持ちになりました。
ともに成長できる仲間がいることがどれだけ かけがえのないものなのか、身をもって知ることができました…!

■ マスターコースで成長したと思われる点は何ですか?

以前よりも
・積極的に前向きになれたこと
・人前で演奏することやSNSにアップすることの恐怖や抵抗が減り、度胸が身に付きつつあること
・ほんとうの「基礎」力を身につける術を知ったこと(→日々実践していこう! ^^;)
・曲の仕上げ/練り上げ方も知れたこと(最後の最後あんなにスレッジハンマーを練習することになるとは思いもしませんでした 笑)
等です♪

■マスターコースで学んだ事を今後どう活かしたいですか?

挑戦してみたいことは
・叩いてみた動画 (短めの動画を一月分の計30個を1日ずつアップする?)
・セッション参加 (3月木村さんよろしくお願いします ^o^)
・お会いしたい方に会いに行く
・マスターコースコンテンツの復習
等 色々ありますが、
近い目標は「バンドメンバーの反応をうかがう」です 。
※このためにあえてメンバーにはコースに参加したことは伝えませんでしたw
(本当は隠さず話したかった…バンド練よりも課題の撮影を優先したこともあったので、少し心苦しかったです… ´;ω;`)
「必ず学んだことをバンドに還元するから、少しオラに時間をくださいっ!」とひそかに思っていたので(笑)、これから良きバンドになるよう貢献していきたいです。

■最後に

この先、時として 辛いこと苦しいこと悩むこともあると思いますが、そんな時はきっとこの4ヶ月の経験が自分を後押しし奮い立たせてくれる、と確信しております。
また、それぞれの夢や目標に向かって進む皆様の存在を感じると、また自分も頑張ろう! という気持ちになれます。
ですので、これからもさらに皆様と交流させていただけたらと思います。
そして、この成長できる環境を提供し 指導してくださった山北先生に 改めて感謝申し上げます。

先生、皆様、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします。

 

J.Kさん

■4ヶ月間を通してどうでしたか?

1週間単位で与えられる課題を次々こなしていくのが、苦しいところでもあり楽しいところでもありました。
悩んでいる、仕事が忙しい、仕事で疲れている、バンドのリハーサルが、バンドのライブが、家族に練習の音で苦情を言われる、練習、撮影のためのリハーサルスタジオが取れない等々練習をしないできない理由はたくさんでてきましたが、週末には締め切りが迫り、次の課題がおりてくるので、どんな状況下であろうとも、死ぬ気で時間と環境作って練習しました。だから(出来に関係なく)毎週日曜日23時過ぎの達成感たらなかったです。土日動きすぎて次の日の月曜日はもぬけになっていることも多々ありました。

4か月は短すぎず長すぎず絶妙な期間だったように思います。でもさみしいな。
この先もこのテンションで練習できるようになりたいです。

■マスターコースで学んで良かった事は何ですか?

基礎を学べたことが一番大きかったです。
腕ですべて処理している。手首が使えていない。リバウンドが拾えていない。指が使えていない。ステッィクの高さがそろっていない。足首が使えていない。等々体の使い方を中心に自分の課題が浮き彫りになりました。
また、色々なジャンルの音楽を実際にプレイし触れることができたのは本当に勉強になり自信を(少しだけですが)持つことができました。
併せて受講されている方のプレイ等を共有させていただけたのも大変勉強になりました。特にレッスン8以降の課題曲のアプローチ等は皆様の演奏を参考にさせていただきました。

■マスターコースで成長したと思われる点は何ですか?

ジャンル関係なく挑戦できる気持ちになったことです。
もともと自己肯定感が低く、漠然とした自信のなさから「身の丈を知らなければ」とネガティブに考えて、(聞くのは大好きでしたが、)ロック、ポップス以外ジャズやラテン等にはエッセンスとして取り入れたりすることはあっても、練習レベルのことすらほぼほぼプレイをすることはありませんでした。
マスタコースの受講でロック、ポップス以外の様々なジャンルに取り組めたこと、与えられた課題をすべてやり終えたこと、「心」のセミナーで学んだこと等により、自己肯定感が(少しですが)高まり、どう思われても構わないからやったことのないジャンルであろうとも響いたものは挑戦してこうと思いました。
「叩いてみた」も同様で、「こういうことはやったもの勝ちだな」と思えるまでになりました。

■マスターコースで学んだ事を今後どう活かしたいですか?

既存にやっているバンドに還元していきたいなと思っています。
「音がいい」→「グルーブがいい」→「やっていて気持ちいい」→「やっていて楽しい」→「好き」→「仲良し」→「いいバンド」→「いいライブ」→「バンド長続き」
を目指します。仲いいですけどね。自分のドラムでさらに仲良くを。

オリジナルバンドではベンベを使ったトリップ系の曲(ギターはトムモレロ的ノイジーな感じ)が作れたらなと考えています。カッコいいと思うのだけどなー
色々試して楽しみます。

カバーバンドは洋楽が多いので重心についてメンバーと共有しながら学習していければいいなと思います。でも一回ギターにいったら不機嫌にさせたことがあったので言い方に気を付けないといけませんね。

最後に・・・

短い間でしたが本当にありがとうございました。
日々成長が感じられる4か月だった思います。

またお会いできる日を楽しみにしております。

 

K.Kさん

■4ヵ月間を通してどうでしたか?

最初は動画録るのも殆どやったことなかったので、自分のスマホにもかかわらずわからないことだらけで、ライン録り出来るスタジオ行って、いろいろ教えてもらったり、
時間内に録り納めなければいけないというプレッシャーと戦いながらのスタジオは、なかなか大変でした。
でも毎週課題提出した直後は達成感であふれてました。
それが12週続いたわけですから、かなり濃い日々だったと思います。
おかげでスタジオ方とも仲良くなれてよかったです。

■マスターコースで学んでよかったこと

あらゆるジャンルの課題曲を提供してくださったこと、
特にアフロキューバンは興味深いです。
ここで触れてなかったら、きっと知らないままだったと思います。
知っている曲だったとしても、もう一歩踏み込んだところを感じられて、また新たな発見があって、さらにそれに手応えを感じるので、演奏も表現変わっていくんじゃないかと思います。

■マスターコースで成長したと思うこと

私はどこかしらずっと自信がもてませんでした。
このマスターコースのカリキュラムを消化したこと、先生に見てもらえたこと、それを評価してもらえたこと、いっぱい誉めてもらえたこと(先生めちゃ誉め上手)
同時にマスターコースを消化した仲間がいること
すべて自信につながります。
自信が持てるようになったことが成長したことだと思います。

■学んだことをどう活かしたいか

今やっているバンド活動で、今回習得したこと、結構ストレートに発揮出来ると思います。
聞いてる人、一緒にやってる人が気持ちよくなれるようなドラミングめざしてゆきたいと思います。

先日の発表会の録画を改めて見させて頂きましたが、始まりの山北先生のご挨拶からなんだかうるうるしてました。

何もかもが初めてで、また味わったことのないような感情が溢れて、それがすべてプラスのエネルギーになってます。
同じ経験をしてきた皆さんの存在はとても大きいです!
今後ともよろしくお願いいたします!

総括

「参加してよかった!」「またやりたい!」という声をたくさんいただき、大成功といえる形になったと思います。なにより、みんなの発表が本当に素晴らしく、4ヶ月間という短期間でみんながこれほど変化したことに、僕自身が感動しています。

なにより僕自信が一緒に成長させてもらった実感があり、みんなに感謝の気持ちを伝えたいです。

実は・・・正直なところ、発表会はもちろん、マスターコース自体をスタートすること自体が、僕にとってはおそるおそるのチャレンジでした。ドラム講師を15年もやってきて一度もやったことがなかったことに、今回はじめてチャレンジしたのです。

その結果は、想像をはるかに越える素晴らしいものでした!

たった4ヶ月ですが、一人一人が成長し、本当に大きな変化を経験することができたと思います。

ドラムだけでなく、身体の使い方や体調管理、身体のケアの仕方といった知識や、時間管理やモチベーション維持といったマインドの部分まで。北は福島県から南は福岡県まで、距離に関係なく真剣に、一人一人が取り組んでくれた成果がみられたことは、僕にとっても大きな財産になりました。

会場の手配やフード・ドリンクを含めた事前の打ち合わせ、本番のプログラムやタイムテーブルの決定、直前まで続いた演奏用音源の準備などなど・・・正直大変なこともたくさんありましたが、みんなの演奏の前では全てが吹き飛びましたね(笑)

もちろん参加してくれたみんなも、週一回の課題曲とエチュードの動画撮影にはじまり、発表会の演奏に向けた練習、そして本番までをやり切るのは本当に大変だったと思います。

時間をつくるために趣味を我慢したり、慣れない撮影機材で悪戦苦闘したり、納得のいくテイクが撮れるまであきらめずに頑張ったり。みんなが見ている場所に動画を提出するのも勇気が必要だったことでしょう。一人一人の見えない部分での努力が伝わってきて、僕も身が引き締まる思いでした。

発表会当時は、遠方からリモート通話で参加してくれた人もいました。そういった方も含めてこのコミュニティを続けてほしいという声をたくさんいただき、主催者として本当に嬉しく思います。

大変だけど、こんなに素晴らしい発表が見られるんだったらまたやろうかな?という気持ちです。

本当に、やってよかったという声をたくさんいただけたことが嬉しい発表会になりました。また機会をつくって、素晴らしい発表が見られる場所を作りたいと思います。

参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました!