おはようございます。娘の小学校が長期休校でヒマすぎて家事に目覚め、パスタ作りの腕を上げた山北です。
皆さんもご存知の通り、僕は奏法解説を無料で出しまくっています。基本的に有料との境目は考えていなくて、その日に出てきたアイデアは全部話してしまっています。
なぜ無料で何でもベラベラ話すのか?
ぶっちゃけ、最近の動画には有料のDVDで解説している内容も含まれています。購入してくださった方の中には、それここで言っちゃうんだ?とお怒りの方も、もしかしたらおられるかもしれません。お金を払った自分だけの秘密にしておきたかったのに、、と思われるかもしれません。だとしたらすみません。
僕としては、こう考えていただきたいんです。「これをYouTubeでも言ってるということは、重要なんだな」と。
情報には、文脈が大切です。どういう話の流れの中で出てくるかによって、情報の重みというのは違ってくるということですね。
たとえば「中指の第一関節をスティックに当てる」という重要な情報があったとします。それがシンバルレガートの説明の中で出てくるのか、高速連打の説明の中で出てくるのか。ニュアンスは全く違ったものになります。
DVDというパッケージの中には、文脈があります。順番を整理して並べてありますので、最短時間で必要な情報に触れてもらえるというのが最大のメリットだと思っています。YouTubeは断片的ですから、余計な情報が混ざったり、取りこぼしが出てきたりといったことがどうしても起きてきます。結果的に、時間がかかるということです。
というわけで、YouTubeでは制限を設けず、むしろ教材を購入してくれた人のおさらいにもなるようにというくらいの気持ちでやっています。
情報にお金を払うメリットは?
情報にお金を払うことの意味は2つあると考えています。
一つは、時間を買うこと。今や、ほとんどの情報は無料です。ググれば誰かが言っているし、大抵の情報は探せば見つかります。それは裏を返せば、膨大な情報の中から必要なものをチョイスして、並べ替えていくという作業が必要だということです。メチャメチャ時間がかかるんです。
だから、順序よく並べられた情報のパッケージには価値があります。お金を払ってパッケージを買うことは、時間の節約になるんですね。
昔は、誰も知らない最新情報に価値があったんですが、今は違うということです。むしろ情報が多すぎるので「整理された情報のパッケージ」に価値がある時代です。
もう一つは、お金を払うと情報の受け取り方が変わるということです。情報はエネルギーなので、何かと交換することで循環が生まれるんですね。お金がなければ「いいね」とか「シェア」でも循環は起こせます。受け取ったバトンを次に渡す、エネルギー循環という視点も、インプットを加速するためのポイントだと思っています。
レッスンにせよ教材にせよ、僕のビジネスモデルは「ダイレクト課金」です。「こんなことが学べるんだ」と知ってもらい、「この人なら大丈夫そう」と信頼してもらうことがスタートになります。
知ってもらわないと始まらないので、これからもどんどん発信していきます。
本気で日本全体のレベルアップを願っていますので、無料でも有料でも、役立ててもらえたら嬉しいです。