身体は楽なのに「苦しい」・・・その真意は?

ある生徒さんにフットワークのレッスンをしていたときのこと。ペダルの動きに足がぴったり同調して、お腹の力も抜け、踏み込みの衝撃をほとんど感じない理想的な状態になった瞬間がありました。

「今いい感じです、できてますよ!ラクでしょう?」

ところが、返ってきた答えは、、

「いえ、苦しいです」。

あれーっ、そんなはずないでしょ?身体は間違いなくラクなはず。音もしっかり出ているし、、どのへんが苦しいの?

「普段の自分と違うのが苦しいんです(笑)」

あー、なるほど。そういう意味の「苦しい」もあるんだなと、2人で大笑いです。

そういう僕も12年前、力を込める音を使うクセ全開で腱鞘炎になりかけて、それをきっかけに奏法を変えたのでした。当時は力を込めるのを気持ち良いと感じていたので、気持ちはよくわかります・・・。

「タイミングを合わせるのにものすごく集中しないといけなくて、それが苦しいんです」

確かに、慣れない筋肉を使うには集中力が必要です。でもご本人はずっと笑っています。体験したことがない体の感覚が可笑しく感じられたんでしょう、もう笑うしかないと言う感じ・・・。

レッスンではこんな不思議な笑いがよく起こります。泣き笑いならぬ、びっくり笑い(?)

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