上達を妨げる「クセ」から脱却するには、他者との「関係」にフォーカスすること

私たちは誰でも、無意識の「クセ」を持っています。歯を磨く手順、玄関の鍵を開けて家に入る手順、ジュースの缶を開けて注ぐ手順など、意識することなく勝手に身体が動きますね。それが「クセ」です。

「クセ」は日常生活をスムーズに進めてくれますが、ドラムの練習においては、新しい動きを習得する妨げにもなるので注意が必要です。

試しに、3歳くらいの子供に玄関の鍵を開けさせてみたらどうなるでしょうか。慣れない手つきで時間はかかるでしょうが、きっと一生懸命やるでしょう。

僕は、この「一生懸命」こそが身体の可能性を引き出すカギだと思うんです。

でも大人になると、日常動作に一生懸命になることは少なくなりますね。大人が何かに一生懸命になるには、他の要素が必要です。たとえば「あの人を喜ばせたい」とか、「美しい音を出したい」とか、「モテたい」とか(笑)

大切なのは「気持ち」であり、「他者と関係を築きたい」という欲求ですね。それさえあれば、機械音痴のおばあちゃんでもスマホを使いこなして孫とLINEできるようになれたりしますからね(笑)

ドラムだったら、ドラムを通して他者との関係が生まれます。どんなにひねくれた考え方でも、自己満足に思える行為でも、必ず外の世界に何らか「作用」しています。

「自分のあり方よりも、他者との関係にフォーカスすること」

自分のしていることが他者に(ドラムに、聴き手に)どう「作用」しているのか?

そんな視点が大切ですね。

もちろん、僕もまだまだ「クセ」だらけですが・・・。



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