コリや痛みの本当の原因

今日は自宅サロンで施術。昨日飛び込みで施術を希望された方を受けられず今日になった。デスクワーカーの女性で、パソコンからくる目の疲れ、腰痛、睡眠の浅さなど、自律神経の乱れに伴う典型的な症状だった。

施術後。
「私はこんなに疲れていたんだとわかりました。眠いです」

張りつめていたのがなくなると、そういう感じになることが多い。「今日はゆっくり休んでくださいね」と終了した。

最近思うのは、体のコリや痛みはほとんどが「脳」の問題なんじゃないか?ということ。

アスリートでもない限り、激しい運動による疲労で筋肉が固くなることなんて滅多にない。
ほとんどの場合、脳が筋肉を固くする命令を出しているのだ。

「猫背が原因で肩が凝る」などというのも、本当は原因と結果が逆だと思う。

猫背だから肩が凝るんじゃなくて、
肩が凝るから猫背になるのだ。

対処法は?
脳が出している余計な命令を「オフ」にしてやれば良い。

そもそも、なぜ脳は余計な命令を出してしまうのか?

ストレス、自律神経の乱れ。
ほとんどはこれだ。

その次に、習慣、クセ。
間違った身体の使い方に慣れてしまっていること。

いや、理由があってその動きになっているのだから、別に間違っているわけではないのだが・・・。全てはバランス。

思考を変えるのでも、施術でも、それこそアロマの香りでも、入り口は何でも良い。話をするだけでみるみる顔色が良くなっていく人もいる。治れば何でも良いのだ。

すべての方法に共通するのは、信頼関係を築くこと、安心できる場所を作ること。
それさえあれば、施術はほとんど上手くいったも同然だ。

慣れるまで身体を動かす

妻が泊まりの出張に出て、僕が家事をする機会が時々あります。

慣れない作業をするのは面白い。料理、食器洗い、掃除、洗濯、猫の世話。たいていは道具のありかを探すところから始まるので、最初は一向に進まない。洗濯物を干すにもハンガーや洗濯ばさみが足りなくなったら予備を探さなければならないし、天気予報をみて雨が振りそうだったら干す場所を変えるなど、臨機応変に対応する必要がある。とにかく時間がかかる。

ところが、間隔を空けずに5〜6回経験すれば、作業はかなり速くなる。考える量が減って、自動化されてくるのです。このプロセスが面白い。

webサイトの設置も同じ。こうして文章を書くまでに相当な時間がかかっているが、設定を色々と試して改善していくプロセス自体を楽しんでいる。無料のブログサービスで済ませれば簡単だけど、何でも自分でやってみたい性分なので仕方がない・・・。

ドラムの場合、慣れが必要なのはセッティングですね。リハスタに入って自分に合ったセッティングに落ち着くまで、慣れないうちは20〜30分かかることもあります。これを練習時間が削られるのは勿体無いと捉えるか、モノの配置を身体で覚える機会と捉えるか。

もちろん、僕は後者の考え方をオススメします。

こういうことを言うと「プラス思考で素晴らしいですね」と言われたりすることがありますが、別に良いも悪いもありません。ただただ、自分でやる以外にないというだけ。こういう地味な下準備の大切さに気付けるかどうかは、後で大きな違いになりますね。

「慣れるまで何度かやる」というのは、地味ではあるが一番確実な上達法だとつくづく思います。無意識に落とし込む、習慣化するには、身体を動かしてみるのが一番ですね。

「先生」より「研究家」がいい

webサイトをリニューアルして、「ドラム研究ノート」というコーナーを作りました。ドラムの練習法や奏法アドバイスなどを加えていきます。

「研究ノート」と名付けたのは、僕の原点が「自分が面白いと思うものをひたすら研究して発表する」ことだから。今はいろんな場所で先生と呼ばれるようになってしまっていますが、元々は「研究家」以上でも以下でもないんです。

その証拠に、レッスンを始めて最初に作ったサイトの名前は「モーラー奏法のページ」。ドラムレッスンではなく、単なる研究発表のページでした。

それがいつの頃からか「先生」と呼ばれるようになり、僕自身も教室運営を「仕事」として捉えるようになって、少しずつ目的が変わってきたんですね。売り上げを最大化するとか、集客の方法とか、マーケティングとは?みたいなことを意識するようになり、情報発信をする理由が「生徒集めのため」という状態に変わってきてしまい・・・

ふと気がつくと、何のためにやってるのかな?と感じる瞬間が増えてきたのです。

もう一度「自分が面白いと思えることだけを発信する」というスタンスに立ち返って、情報の純度を上げていこうと思います。

YouTubeのこと

僕がyoutubeを始めてから、かれこれ10年が経ちました。

10年前はyoutubeも黎明期で、奏法をしっかり話すレクチャー動画は僕が最初だったかもしれないと記憶しています。ということは、実は僕・・・YouTuberのハシリなんですね(笑)

ドラムという演奏者の少ない楽器の、しかもモーラー奏法なんていうニッチなジャンルなので、広告を出しても年間で1万円もらえるかどうかというところですが。チャンネル登録者は7,000人を超え、ドラマーが集まる場所に行くと「動画見てます」と声をかけてもらえることも増えてきました。

いちばん驚いたのは、京都の「さうりる」というライブハウスに演奏に行った時。コンビニの店員さんに「山北さんですよね?いつも動画見てます」と声をかけられた時ですね。これはもう、変な買い物できないなと(笑)

それはさておき。

僕は当初から、動画で出し惜しみせずに喋る方針でやってます。「続きはレッスンで」みたいにしない。手の内を全部見せる。

そうやってネタを全部出し切ることで、新たなインプットの余地が生まれるんです。

ところが、数年前にDVDを出してから「出し惜しみ」するようになってしまいました。振り返ると、それが原因である意味で停滞した感じがあります。循環していたエネルギーが淀んでしまったというか、そういう目に見えない部分のことなんですが。

なので、今はその反省を活かして、また動画で出し切ろうと思っています。

出し切ると言っても、DVDと同じ話はしないので、DVDを買ってくれた人は安心してくださいね。僕にとっての「今の最先端」を話すので、DVDで体型的に練習した人にしかわからないことも混ざってきます。その意味では、特に1作目は消化してから、これからの動画を見てもらえたらなと思います。