DVD『モーラー奏法とその応用2~身体の可能性を引き出す「脱・モーラー」の身体理論~』

見た目の奏法にとらわれず、自由なドラミングを実現するために

前作から3年。整体や武道の知見をプラスし、さらなる高みへ。

タイトルの「脱・モーラー」という言葉は、初期から通ってくださっている生徒さんから頂いたアイデア。形にとらわれず本当に自由なドラミングを実現するには?ということから採用させて頂きました。

ドラムの技術の土台となるのは「身体」であり、身体を動かすのは「意識」です。

3年前の前作以降、僕のレッスンは単なるテクニックの解説だけではなく、「どういう意識で身体を動かせばテクニックが実現できるのか?」を考えながら進めてきました。整体院を開業したことも大きく、身体の捉え方が深まり、レッスン内容も大きく変化してきています。本作ではそんな3年間の最新情報をギュッと凝縮して収録しました。

前作より収録時間は短いですが、密度が濃いです。実際に身体を動かしながら取り組んで頂くことで、身体の内側の感覚、意識の持ち方までつかんでいただけるように工夫してあります。

身体の捉え方が厳密になり、一つ一つの動作が明確になる実用的なエクササイズが満載です。ジャンル、スタイルを問わず、必ず役立てていただけると確信しています。

上達の壁を破りたい全ての方へ。
本作をお役立ていただけたら幸いです。

目次

Disc 1

1章 肘(26’31”)

1-1.肘が決まれば手も肩も決まる
1-2.筋膜のつながり
1-3.肘はどこにある?-肘の3点-
a.前肘
b.横肘
c.後ろ肘
1-4.ストロークの実際
a.肘とグリップの関係
b.「振り子」のストローク
c.「振り子」のエクササイズ
d.「波」のストローク
e.「波」のエクササイズ
1-5.リバウンドに頼る方法と頼らない方法

2章 腸腰筋(24’00”)

2-1.腸腰筋とは?
2-2.腸腰筋を感じてみよう
2-3.胸骨操作
a.胸骨の引き上げ
b.背骨の引き上げ
2-4.「椅子に座る」ということ
2-5.バスドラムを鳴らす
a.大きい音
b.小さい音
c.バスドラムの2連打
d.呼吸でメリハリをつける
2-6.ハイハットを閉じる、開く

3章 脳(15’44”)

3-1.脳の「クセ」
3-2.時間は歪む・主観と客観
3-3.時間の流れを共有する
3-4.「聴く」トレーニング
3-5.「聴きながら動く」トレーニング
a.一定の音量で
b.音量を変化させながら
3-6.ブラシのススメ

Disc 2

4章 手のお悩み(21’24”)

4-1.音ヌケが悪い。音に迫力がない
4-2.ダブルストロークが上手くできない
4-3.パラディドルが上手くできない
4-4.ハイハットの音が汚い・うるさい
4-5.小さい音、ゴーストノートが上手くできない
4-6.アクセントが上手くつけられない
4-7.ブラシのタップ音が上手く出せない

5章 フットワークのお悩み(15’03”)

5-1.バスドラムの2連打が上手くできない
5-2.手足がつられてしまう・ばらけてしまう
5-3.サンバキックが上手くできない
5-4.ハイハットの開け閉めが上手くできない
5-5.フット・ハイハットのキレが悪い

6章 リズム、グルーヴのお悩み(17’48”)

6-1.まわりとノリがあわない
6-2.フィルインでハシってしまう・モタってしまう
6-3.速いテンポで叩けない
6-4.遅いテンポでノリが出せない・ハシってしまう
6-5.タム移動で詰まってしまう

7章 すべてのドラマーにオススメする「ポリリズミックエクササイズ」(7’11”)

7-1.すべてのリズムは「オモテとウラ」の組み合わせ
7-2.3拍子のエクササイズ
7-3.4拍子のエクササイズ

8章 おわりに(1’11”)

価格:21,600円

Amazonにて好評発売中!

各章の解説

本作は、従来のどんなドラム教材とも異なる新しい視点を提供しています。身体や楽器を徹底的に「構造」で捉え、それらを動かす「意識」のコントロールまでを解説しています。

多くの人にとって全くはじめて触れる世界でしょうから、目次を見ただけでは内容がイメージしにくいかもしれません。そこで収録内容の一部を少し解説してみたいと思います。購入前の参考にしていただければと思います。

Disc1

1章 肘(26’31”)

1-1.肘が決まれば手も肩も決まる

ドラミングにおいて最も重要なポイントが「肘」。
全身を連動させて演奏するためには、「肘の位置を自在に移動できる」ことが必須です。
ここでは肘の位置感覚を明確にし、ドラミングに必要な動きの基礎をつくるエクササイズを行います。

豊かな音色、スピード、ダイナミクスなど、あらゆる表現力の基礎になる部分です。

1-2.筋膜のつながり

筋肉と骨格は「筋膜」という膜で物理的につながっており、その構造を理解しておくことは、動きのコントロールに大変役立ちます。付録の図を用いながら、腕と胴体の「運動におけるつながり」を解説します。

スピード、スタミナ系のお悩みを抱える人には、特に理解をオススメするパートです。

1-3.肘はどこにある?-肘の3点-

a.前肘
b.横肘
c.後ろ肘

肘の位置感覚を明確にし、腕全体の運び方の精度をあげていくエクササイズです。タム回しやシンバルワークなど、ドラムセット全体の取り回しをスムーズにするための基礎にもなります。

1-4.ストロークの実際

a.肘とグリップの関係
b.「振り子」のストローク
c.「振り子」のエクササイズ
d.「波」のストローク
e.「波」のエクササイズ

いよいよスティックを持って、実際に音を出していきます。スティックの運動線を「振り子」と「波」の2種類に分け、それぞれの身体感覚を解説しています。スピード系、音色系、ダイナミクス系など、必要な表現に応じて使い分けていきます。

1-5.リバウンドに頼る方法と頼らない方法

リバウンドの扱いには「盲点」があります。
日本の多くのドラム教室では、リバウンドが「ある」という前提の奏法しか教えてくれません。しかし、ドラムセットの演奏には「ある」時と「ない」時が同じくらいの割合で出てくるので、多くの人がつまずいてしまうのですね。ここでは「リバウンドがあってもなくても同じ奏法で対応できる方法」を解説し、解決策を提示しています。

2章 腸腰筋(24’00”)

2-1.腸腰筋とは?

2-2.腸腰筋を感じてみよう

腸腰筋は、上半身と下半身をつなぐ大切な筋肉群。身体のバランスの要であり、力の源であり、呼吸のタイミングにも大きく影響します。腸腰筋の扱いが明確になると、ドラム演奏は劇的に良くなります。ここでは腸腰筋の感じ方を具体的に解説しています。

2-3.胸骨操作

a.胸骨の引き上げ
b.背骨の引き上げ

腸腰筋の大きな力を活かすためには背骨と連動させる必要がありますが、背中を意識すればするほど背骨が固まってしまう人が多いもの。そこで有効なのが「胸骨」です。胸骨の位置を操作することで、背骨の全体をスムーズに動かし、腸腰筋とつないでいくことが可能になるのです。身体の芯の力を手足に伝え、豊かな音色、スピード、パワー、コントロールを実現するための最重要エクササイズを、バディリッチなどの達人の姿勢分析を絡めながら詳しく解説しています。

2-4.「椅子に座る」ということ

「座る」という動作にも注意点があります。普通におしりを椅子に預けてしまうと、腸腰筋が作用しなくなってしまうのです。では、どうすれば?解決法をここで解説しています。

2-5.バスドラムを鳴らす

a.大きい音
b.小さい音
c.バスドラムの2連打
d.呼吸でメリハリをつける

胸骨操作、腸腰筋を活かした身体の使い方を応用すれば、一つの奏法で様々な音が鳴らせるようになります。多くの人が陥りやすいバスドラムの鳴らし方のポイント、強弱のつけ方、2連打について解説しています。

2-6.ハイハットを閉じる、開く

あまり注目されることは多くないのですが、実はハイハットの閉じ方・開き方は体重の支え方と密接なかかわりがあるため、ドラミング全体に大きく影響します。ここでは安定した演奏に不可欠なハイハット・ペダルの扱い方を解説しています。

3章 脳(15’44”)

どんな身体の持ち主であっても、身体の動きを決めるのは「脳」です。この章では脳にフォーカスし、リズムや音色を改善するちょっと意外な方法を解説していきます。

3-1.脳の「クセ」

身体の動きは「意識できる動き」と「無意識的な動き」に分かれ、後者は別名「クセ」と呼ばれます。無意識のクセが演奏の妨げになっていても、自分で気付くのは簡単ではないものです。ここではクセを意識に上げ、コントロールしていくための考え方を解説しています。

3-2.時間は歪む・主観と客観

3-3.時間の流れを共有する

3-4.「聴く」トレーニング

3-5.「聴きながら動く」トレーニング

a.一定の音量で
b.音量を変化させながら

自分の中の世界と、自分の外の世界。演奏時、中に入り込みすぎると独りよがりですし、外に拡散しすぎると自分のテンポがなくなりテンポキーパーとしての役割を果たすことができません。ここではちょっと意外な視点から、両者の折り合いをつけるための具体的なトレーニング方法を解説しています。アンサンブルが向上するためのヒントが満載のパートです。

3-6.ブラシのススメ

ブラシは、ドラマーが「持続音」を出すための唯一の道具。ジャズドラマー以外はほとんど使うことがないかもしれませんが、実はタイム感を養うために全てのジャンルでオススメです。ここではブラシを用いたタイムトレーニングについて解説しています。テンポキープに関わるお悩みをお持ちの方にオススメのパートです。

Disc2

Disc2は「ドラムお悩み相談室」。レッスンの中で質問を頂くことが多い項目をリストアップし、一つ一つお答えする構成にしました。あなたと同じ悩みを抱えた人が必ずいるはず。お役に立てれば幸いです。

4章 手のお悩み(21’24”)

4-1.音ヌケが悪い。音に迫力がない
4-2.ダブルストロークが上手くできない
4-3.パラディドルが上手くできない
4-4.ハイハットの音が汚い・うるさい
4-5.小さい音、ゴーストノートが上手くできない
4-6.アクセントが上手くつけられない
4-7.ブラシのタップ音が上手く出せない

5章 フットワークのお悩み(15’03”)

5-1.バスドラムの2連打が上手くできない
5-2.手足がつられてしまう・ばらけてしまう
5-3.サンバキックが上手くできない
5-4.ハイハットの開け閉めが上手くできない
5-5.フット・ハイハットのキレが悪い

6章 リズム、グルーヴのお悩み(17’48”)

6-1.まわりとノリがあわない
6-2.フィルインでハシってしまう・モタってしまう
6-3.速いテンポで叩けない
6-4.遅いテンポでノリが出せない・ハシってしまう
6-5.タム移動で詰まってしまう

7章 すべてのドラマーにオススメする「ポリリズミックエクササイズ」(7’11”)

あらゆる音楽のリズムの構造を紐解いていくと「アフリカ」に行き着きます。それは人類の誕生の歴史とも関わっていると推測され、リズムは生命とともに存在してきました。ここではあらゆる音楽ジャンルに応用が利くリズムの構造について、ひとつの捉え方をご提案しています。ジャンルを超えたリズムの共通点が浮き彫りになり、あなた自身のリズムが明確になることでしょう。

7-1.すべてのリズムは「オモテとウラ」の組み合わせ

7-2.3拍子のエクササイズ

7-3.4拍子のエクササイズ

8章 おわりに(1’11”)

価格:21,600円

Amazonにて好評発売中!



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